太陽研究者連絡会の皆様 9月5、6日に国立天文台三鷹で開催致します 「Faint Young Sun Paradox 研究会」の案内をさせていただきます。 時間枠に限りはございますが、一般講演も受け付けをしたいと思います。 ご興味をお持ちの方は、参加申込書にご記入の上、 imada.shinsuke (at) jaxa.jp まで送信ください。 締め切りは8月8日とさせていただきます。 懇親会は5日の夜にコスモス会館を考えております(3000円程度)。 ##### 旅費のサポートですが、申し訳有りませんが額に限りがございます。 大学院生で学振などの研究費がなく、他にサポートのあてがない方は 可能な限りサポート(天文分野外でも)致します。 参加したいが、どうしてもあてがない方は、世話人まではやめにご相談ください。 ##### 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。 よろしくお願い致します。 今田 晋亮(宇宙科学研究所) ============================ 国立天文台ひのでサイエンスセンター・ワークショップシリーズ 太陽の磁気的活動と生命の誕生 「Faint Young Sun Paradox 研究会」 日時:2011年9月5日 13時 - 9月6日18時 場所:9月5日:国立天文台(三鷹)大セミナー室(すばる棟)、 9月6日:国立天文台(三鷹)大会議室(中央棟(北)ロビー) SOC: 今田晋亮(宇宙研)、鈴木建(名大)、宮原ひろ子(宇宙線研)、常田佐久(国立天文台) 研究会主旨: 約35億年前に地球に生命が誕生したと考えられているが、その時代の太陽及 び地球周辺の宇宙環境を探る。標準太陽モデルによると、生命が誕生したとさ れる~35億年前、太陽は現在よりも暗かった。そのため、地球は全球凍結の 状態にあり生命が誕生する事が難しい状態にあったと考えられている(The Faint Young Sun Paradox)。このような環境にあった地球で生命を誕生させる 可能性はいくつか考えられるが、本検討会では、”実は太陽は暗くなかった!” という可能性について検討する。具体的には、35億年前の太陽は現在より重 く明るく、自転速度も速かった可能性について、あらゆる角度から考察する。 太陽の明るさを現在の太陽以上にするため、当時の太陽の質量が5%程度大き かったとすると、太陽の質量及び角運動量損失を現在より2~3桁増やさない と、現在の太陽と矛盾が生じる。そこで、35億年前の太陽風やCoronal mass ejection等、初期太陽の磁気流体力学的現象を理論的・観測的に検討する事に よって、The Faint Young Sun Paradoxの天文学的解決を試みる。 参加申込書 ============================ お名前: 所属: email; 参加予定日時: 講演希望:有、無 (有の場合):タイトル、数行のアブスト(中身がわかる程度) 懇親会:参加、不参加(5日の夜、3000円程度) ============================