太陽研究者連絡会の皆様

すでに10月4日(1st circular)と11月11日(2nd circular)でご案内した
研究会「太陽物理学と恒星物理学の相互交流と将来的展望」のプログラムが
できましたのでおしらせします。多くの方々の参加申し込みを
いただき嬉しく思っております。両分野の研究者が一同に会しての
幅広い分野の講演と議論で有意義な研究会になることでしょう。
(本研究会の発表内容はのちほど集録にまとめて公表いたします。)

竹田洋一(国立天文台)

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研究会「太陽物理学と恒星物理学の相互交流と将来的展望」プログラム
日程:12月26日午後~12月28日午後 
会場:東京大学本郷キャンパス理学部1号館336号室
[地図 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_01_j.html ]

持ち時間は質疑応答時間を含む(10=8+2, 15=12+3, 20=15+5, 30=25+5, 35=30+5)
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26日午後前半 座長(竹田)
   13:00   5   竹田洋一   国立天文台  はじめに
 
   13:05  35 I 桜井隆     国立天文台  知ってもらいたい太陽物理と
                    知りたい恒星物理
   13:40  35 I 常田佐久   国立天文台  TBD(太陽、磁場関係)
   14:15  35 I 定金晃三   大阪教育大  太陽の化学組成は果たして”正常”か?
   14:50  35 I 斉尾英行   東北大      恒星進化モデルの進展
         (20分休憩)
 午後後半 座長(関井)
 
   15:45  30 I 竹田洋一   国立天文台  恒星分光学の基礎
   16:15  15 C 中村泰久   福島大      恒星の質量,半径などの導出過程を学ぶ
   16:30  30 I 伊藤洋一   神戸大      太陽型恒星の形成
   17:00  30 I 須田 拓馬  国立天文台  太陽型恒星の内部構造・進化入門
   17:30  30 I 横山 央明  東京大      太陽・恒星物理のための磁気流体力学

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27日午前前半 座長(青木)
 
    9:00  20 I 一本 潔   京都大      太陽黒点と磁場
    9:20  20 I 石川遼子   国立天文台  太陽表面静穏領域磁場とその起源について
    9:40  20 I 勝川行雄   国立天文台  太陽の彩層
   10:00  30 I 渡邊鉄哉   国立天文台  晩期型恒星とその活動
                                      -晩期型恒星の彩層とコロナ-
   10:30  20 I 加藤成晃   国立天文台  動的な太陽大気モデリングの系譜
               (10分休憩)
27日午前後半 座長(勝川)
 
   11:00  20 I 岡本丈典   国立天文台  太陽プロミネンス
   11:20  20 I 原 弘久   国立天文台  太陽コロナ:その構造と加熱機構について
   11:40  20 I 柴崎清登   国立天文台  太陽からの電波

         (60分昼食休憩)

27日午後前半 座長(渡邊)
 
   13:00  20 I 関井 隆   国立天文台  日震学
   13:20  20 I 堀田英之   東京大      太陽内部大規模流れ場・ダイナモ研究の
                                      これまでと展望
 
   13:40  20 I 鈴木 建   名古屋大    中小質量星からの恒星風による
                                      質量放出に関して
   14:00  15 C 松本琢磨   名古屋大    Alfven 波によるコロナ加熱・太陽風
                                      加速の2次元磁気流体シミュレーション
   14:15  15 C 滝澤 寛   京都大      活動領域NOAA9957の磁気中性線近くに
                                      見られた光球面下降流
   14:30  30 I 柴田一成   京都大      太陽フレアと太陽型星のスーパーフレア
   15:00  25 I 野上大作   京都大      フレア星と恒星磁場
   15:25  10 C 増田 智   名古屋大    太陽フレア粒子加速に関するコメント
   15:35  15 C 石川真之介 California大太陽フレアと恒星フレアにおける
                                      高エネルギー加速粒子の硬X線観測
         (15分休憩)
27日午後後半 座長(横山)
 
   16:05  15 C 前原裕之   京都大      ケプラー衛星のデータを用いた
                                      G,K,M型星スーパーフレアの統計解析
   16:20  20 C 山崎恭平   中央大      全天X線監視装置MAXI/GSCを用いた
                                      恒星フレアの観測
   16:40  15 C 松村和典   中央大      前主系列星V773 Tauの近星点における
                                      多波長同時観測
   16:55  20 I 草野完也   名古屋大    太陽活動の地球影響:宇宙天気と宇宙気候
 
   17:15  20 I 竹田洋一   国立天文台  太陽類似の恒星
   17:35  20 I 青木和光   国立天文台  銀河化学進化と太陽組成
   17:55  20 I 石垣美歩   国立天文台  銀河系円盤の化学・力学進化と太陽
         (懇親会:18時30分より東大生協で)
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28日午前前半 座長(伊藤)
 
    9:00  15 C 比田井昌英 東海大      太陽大気における未同定元素の吸収線探索
    9:15  15 C 本田 敏志  京都大      恒星の重元素組成とトリウム年代計
    9:30  20 I 佐藤文衛   東京工業大  系外惑星探索と恒星の性質
    9:50  20 I 柴橋博資   東京大      星震学
   10:10  20 I 安藤裕康   国立天文台  高精度視線速度観測:恒星振動への応用
           (15分休憩)
28日午前後半 座長(野上)
 
   10:45  15 C 園井 崇文  東京大      低金属量小質量主系列星のεメカニズム
                                      による振動不安定
   11:00  15 C 吉田 敬   東京大      大質量星進化コードの開発
   11:15  15 C 高橋 亘   東京大      9-11Msunの恒星のコア進化
 
   11:30  15 I 泉浦秀行   国立天文台  岡山天体物理観測所の現状と将来
   11:45  15 I 花岡庸一郎 国立天文台  国立天文台太陽観測所の現状と今後の展望
   12:00  15 I 一本 潔   京都大      飛騨天文台の現状と将来に向けた展望
   12:15  15 I 坂尾太郎   宇宙研      「ひので」の成果と今後

         (60分昼食休憩)

28日午後    座長(草野)
 
   13:30  15 I 清水敏文   宇宙研      Solar-C
   13:45  15 I 末松芳法   国立天文台  次期地上太陽望遠鏡計画
   14:00  15 I 青木和光   国立天文台  すばる望遠鏡の装置計画と
                                      30メートル望遠鏡(TMT)計画
   14:15  15 I 高田 将郎  東京大      Kepler衛星計画の概要と成果
                                     (星震学を中心として)
 
   14:30  30   全員                   今後の活動に向けての意見交換
                                     (COOL STARS招致の検討など)

 15時に終了、閉会
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